書道と習字を【ショドテビキ】
資格,検定

資格・検定を目指す

書道やペン字の公的な資格は日本で唯一日本書写技能検定の硬筆書写と毛筆書写があります。その他にも書道には様々な団体や協会があり、資格についてもそれぞれの団体独自の基準で級位が設けられています。師範の資格認定についても各団体独自のものになります。
各団体では競書誌が発行され、競書誌のお手本に習い作品を提出し添削の上、級位が決定されるのが一般的です。優秀作品は競書誌に掲載されたりします。級位は書道を習っていく上での励みになることでしょう。日本書写技能検定の硬筆・毛筆書写は全国に通用する公的資格なので履歴書などに明記することができます。

日本書写技能検定

文部科学省学習指導要領に沿った硬筆、毛筆の技術、能力についての公的審査による検定試験です。一般社会に役立ち事務能力を高めることを目的として昭和38年に文部省社会教育局の指導により設立され、昭和43年には文部省認定の許可を取得しました。平成18年度より名称が文部省後援に変更されました。

受験資格は学歴、年齢、性別などはいっさい問いません。試験は前期、後期と年2回行われ、級位は5級から1級まで下記の通り6段階あり、何級からでも受験できます。

試験対策

試験対策は公式テキストで勉強します。独学で学ぶ他に通信講座も充実しています。

春、秋の年2回東京、名古屋、大阪で講習会が開催されます。実技がありますので毛筆は書道教室で習う方も多いようです。

資格取得ガイドライン

検定試験については日程が決まると、全国都道府県教育委員会や自治体の教育委員会、中学・高校や教育事務所、その他には書道団体やメディア、一部の有名書店等で告知されます。

受験願書は協会に直接電話かはがきで請求、又は日本書写技能検定協会ホームページの願書請求フォームから入手します。全国の有名特約書店でも入手することができます。受験申し込みは受付期間中に受験料と受験願書一式を協会に直接持参するか、現金書留、小為替または郵便振替で送付します。

特約書店ご利用の場合は書店で受験料を払い、領収書と願書を協会へ郵送します。受験料は五級1,000円、四級1,300円、三級2,000円、2級3,000円、準1級4,000円、一級5,000円です。合格率は級位が上がるに従い難易度が高くなります。五級で80パーセント前後、一級は10パーセント前後になります。

硬筆書写検定

試験時間は60分〜90分で実技問題と理論問題が出題されます。実技では速書で文章を書く、楷行草書体、漢字、漢字仮名交じり、数字、ローマ字、横書き、掲示文、短歌や和歌など設問にそって書いて提出します。理論は筆順、漢字書き取り、誤字訂正、草書や古筆を読む、旧字体と書写体で常用漢字を書くなどの出題がされます。

硬筆書写検定の筆記用具

硬筆書写検定の筆記用具は試験の設問ごとに指定されていますので事前によく確認しておきましょう。筆ペンや先が四角い油性マーカーなど試験で認められない筆記用具もありますので注意が必要です。

題1問 ボールペン

第2〜5問 サインペン、ボールペン(油性・水性)、つけペン、万年筆、デスクペン、鉛筆(B〜3B)

題6問 先がとがっている油性マーカー(四級では第5問)

毛筆書写検定

試験時間は70分〜150分で実技問題と理論問題が出題されます。実技では半紙に漢字、漢字仮名交じり、ひらがな、カタカナ、楷書、行書、草書、隷書、漢字やかなの臨書、掲示文、和歌や漢詩など設問にそった字を書きます。理論では筆順や書き取り、読み取り、草書の読みや誤字訂正などが出題されます。

書写検定資格を取得すると

合格者には合格証書が交付され成績優秀者には毎年文部科学大臣賞、協会賞などの授与があります。日本書写技能検定は、日本の毛筆、硬筆で唯一の文部科学省後援の公的試験です。高校進学時の内申書や就職時の履歴書に資格として記入することができます。1級合格者には指導者証、認定証が交付され、書道教室を開く場合に利用することができます。

  • <書道について>歴史・書き方・書体など
  • <書道セット〜書道に必要な道具>筆・墨・紙・硯など
  • <キレイな字を書く為に!>書道教室・通信講座・資格や検定・ペン字など